福祉用具大活躍!102歳でも外出できます!
年齢や怪我、長期入院などで落ちていく筋力。若いころはなんともなかった、階段や玄関などが障害になり、自宅で生活するのが難しい。と感じる方は少なくありません。
「自分の足で歩いていたい」「家族には迷惑をかけられない」「介護がきつい」などご家庭による悩みは様々。
今回はOさんが使用している福祉用具をご紹介します。
実はOさん、足の骨を骨折して、長期入院していました。自宅退院の為に、リハビリをしていましたが、年齢的、身体的にも以前のようにご自身の力だけ歩くことが難しく、入院先のリハビリスタッフの勧めもあり、ケアマネジャーに相談し、福祉用具をレンタルして自宅生活を続けています。
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自宅の廊下を歩くときはどうしていますか?
フレーム型歩行器とういう種類の、歩行器を使用。よく見かける歩行器で、多く方が使用されています。
足に、タイヤが付いたもの、ブレーキが付いたものなど種類も豊富。その方の状態に応じて機種を選ぶ必要があります。
必要性があれば、介護保険を利用することで、1~3割負担で、月に約数百円で利用する事ができます。
玄関の段差はどうされていますか?
また両側の手すりは必要に応じて片方のみにすることも可能です。
玄関の上がり框用の”たちあっぷ”の手すりは、段差解消に効果的です。


本人も、介護者も負担が軽減でき、なおかつ、ご自身でできることが増えることは、とてもうれしい事ですね。
屋外の移動はどうされていますか?
続いて車いす。最近では役所や病院、公共施設でも置いてあることが多いので皆さんもよく知っているのではないでしょうか?
実はOさん、心臓に病気をかかえており、長距離を歩くことがかなり負担となっていました。かかりつけの医師からも、外出の際は負担がかからない方法を。とのことで、介護保険で車いすをレンタルしています。
車いすは、他種多様で、寝たきりの方でも対応できる背もたれが倒れるもの、病院受診の際、車いすをトランクに乗せるのが苦にならないよう設計してある、軽量で持ち運びしやすいもの等など、様々な種類があります。
車いすは購入すると、高額で、メンテナンスをご自身で行う必要があります。
また、当然ですが、車いすの機種変更などが行えません。
介護保険ではレンタルのみ保険対応となっています。
レンタルのメリットとしては、月額ではありますが、数百円~数千円と少額で利用できる事。メンテナンスは業者に依頼できる事。お身体の状態に合わせて車いすの変更ができる事などです。
加齢に伴う筋力低下、けがや入院による体力低下などで、自宅の生活が難しくなっている方も、このような福祉用具を利用することで、自宅の生活を継続することも可能な場合があります。
介護保険の相談はケアマネジャーに行います。1人で悩まず、まずはご相談ください。相談は無料です。