認知症の方を支えるご家族の”声”をお聞きしました
当事業所では認知症になっても安心して地域での暮らしが続けられるように、認知症理解の一層の促進や、認知症の方、家族の支援の為、今後の活動に反映したいと考え、ご意見を伺いました。ご多忙の中、アンケートにご協力をいただきまして厚くお礼申しあげます。
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今回のアンケート結果
Q1 (株)メディカルネットワークのケアマネジャーに相談する前,及び現在、将来についても悩んでいることをお聞かせください。
■身体・病気のことについて
- ・物忘れや感情の起伏
- ・体調が悪い事を表現できなかったり忘れてしまったりすることでの対応の遅れ、病状悪化。不穏になることで入院や治療が出来ないのでは、という不安。
■介護のことについて
・家族自身や介護サービスがどこまで対応できるか。
・先が見えない不安。
■生活面のことについて
・一人暮らしがいつまでできるか。老老介護の不安。
・身の回りの事ができなくなってきた。行動の修正や制止が難しい。
Q2 介護保険サービスを利用して、身体的、精神的に負担軽減できましたか?
・休息や睡眠がとれるようになった。相談にのってもらえるので精神的にも助かる。
・通院や入浴の介助、福祉用具の利用で身体的負担が軽減できた。
Q3 どんなサービスが必要だと思いますか?
延長預かりや家族の都合がつかない時に対応してくれるサービス等。
Q4 実際に㈱メディカルネットワークのケアマネジャーに相談してみていかがですか?
・ケアマネだけでなく、いろいろな人に助けられて今がある。ありがたいと思う。
・いろいろとその都度相談にのってもらい、提案してもらって助かっている。
・良く対応していただいております。心使いが細やかで安心、信頼感を持てます。
・相談、話を聞いてもらうだけでも気持ち的に楽になり、介護サービスの利用等、手続きをしていただき助かりました。
・施設サービスの活動内容の説明や、認知症の人に対する行動や考え方や心の持ち方など教えて頂いたり、日々変化する日常の相談など聞いていただいたので心の不安がなくなった。
・何も分からないままお世話になって、面倒な手続きや連絡もお手数かけています。
Q5 その他、ご意見ご要望があればご自由にお書きください。
■過去を振り返って感じていること
・ピークの時は闇の中にいる気分で先が見えなかった。経験者の人から「ふりかえればきつい時はそう長くない」と言われていたが確かにそうだった。
・5~6年前母が認知症になり始めの頃、近所を徘徊し始めた時、他人には散歩との区別がつかないので、近所・知り合い等に認知症である事を話し、地域で見守っていただきました。今でも皆あたたかく声をかけてくださいます。
■積極的な提案や制度の説明があると助かる。相談しやすい関係作りが必要。
アンケートへのご協力ありがとうございました。
皆様からのあたたかいお言葉やお礼のお言葉をたくさんいただき、ケアマネジャーひとりひとりの励みとなり、深く感謝申しあげます。
皆様からのアンケートの結果や貴重なご意見・ご要望は今後のサービスの向上・ケアマネジャーの資質向上に活かせるようより一層の努力をする所存でございます。