フィジカルアセスメントの大切さを学びました
患者さんが楽しい思いをして生きていける、最高の笑顔が見られる・・・
そんな思いを胸に抱いて、在宅患者さまの支援を20年間続けている、(一社)長崎薬剤師会専務理事であり、有限会社ななしま薬局代表の七嶋和孝先生をお招きし、フィジカルアセスメントの知識や技術について、ご指導頂きました。
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フィジカルアセスメントとは
バイタル測定(血圧、体温、心拍数、脈拍)などによる身体的な評価のことです。
病気の診断は医師にしかできませんが、ご利用者様の普段の体調を把握しておくことは、異常の早期発見、早期治療に繋がる大切なことです。
㈱メディカルネットワークではケアマネジメントの質の向上の為、会社全体で研修を実施しています。今回、観察力、アセスメントの視点を広げる為、フィジカルアセスメントの研修を実施しました。
フィジカルアセスメントを行うにあたっての注意点について学びました
- なぜフィジカルアセスメントを行うかご利用者様に説明し、事前に同意を得ること。
- おかしいと感じたら、すぐに医師へ報告。
- 全てはご利用者様の為であるとの立ち位置を忘れない。
実践編としては、血圧、体温、心拍数、脈拍などの数値や測定方法について学びました。
参加したケアマネジャーの感想
「バイタル測定の基本的なことの説明を受けて、わかってない部分も理解出来た。」
「表情を見るなど、すぐに出来る事もありました。私たちは、必要に応じてサービス事業所につなげる役目なので、実践できるところから取り組みたい。」
「改めてフィジカルアセスメントの色々な視点を確認することができた。」
「医療者のすることと別に、生活視点で見ることでできる事がある。基本チェックリストをいつも頭に入れていればアセスメントに役立つのでは。」・・・など多数の感想が寄せられました。
ケアマネジャーの代表的な業務内容に、介護サービスの調整という役割があります。
でも実は、その手前でご利用者さまの身体状態、お薬の事、自宅環境、ご家族さまの介護力、必要であれば、経済状況等を総合的に確認させていただいた上で、サービスの提案を行っています。
今回学んだフィジカルアセスメントの知識や技術を学び、今後、更にご利用者様に少しでも安心して生活して頂けるように出来る事から始めたいと思います。
今回お忙しい中ご講義いただきましたななしま先生、ありがとうございました。
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