デイサービス管理者から、ケアマネジャーへ転職した2児の父にインタビューしました。
ケアマネジャーは大変だから。という理由でケアマネジャーの資格取得後も、介護の現場仕事を続けられる方は少なくありません。
どの仕事も、それぞれに大変なことがあると思いますが、「ケアマネジャーは大変」という噂を他職種に比べるとよく耳にする印象があるのは、私たちでだけでしょうか?
この記事では、メディカルネットワークに入職した本田鷹氏に、ケアマネジャーの仕事に就いてみての感想を教えてもらいました。
これからケアマネジャーへの転職を考えている方、メディカルネットワークに興味がある方の参考になる記事となっています。
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本田鷹氏のプロフィール
二児(小学2・4年生)の父。
休日の過ごし方:家族で出かけることが楽しみ。
血液型:O型
趣味:イラスト、ギター、読書
ペット:うさぎを飼育
夫婦共働きで子育てと仕事を両立中。
優しく教えてくれる先輩ケアマネジャーがいる職場です。
Q.入職されての感想をお聞かせください。
*今年の4月から法人内のデイサービスとの兼務ということで入職させて頂きました。
今まではデイサービススタッフとしての視点で利用者さまに関わってきましたが、
ケアマネジャーという新しい視点での動きや関りに戸惑いもありつつ、自分としては楽しく仕事をさせて頂いております。
周りの先輩方も優しく接してくださり、わからないことや不安な事があればいつでも
教えてくださるのでとても働きやすい職場と感じております。
病院やデイサービスの勤務を経て、ケアマネジャーに。
Q. 前職をお聞かせください。
*地元(宮崎県)では、病院の介護助手5年勤務後、デイサービスで3年勤務しました。
長崎県に来てから、株式会社ENTOWA(旧バイタル)エフ・ステージ通所介護Ⅰで10年勤務して現職となります。
Q. 福祉・介護の仕事を目指そうと思ったきっかけは何ですか?
*中学時代から特に将来したい事も決まっておらず、「なんとなく高校に行くか」くらいの 気持ちで過ごしていました。
時期を同じくして、祖父の体調が優れなくなり入院をするようになりました。
そして、私立高校受験の前日に祖父が他界、幼少期には、よく僕たち兄弟を好きな車でドライブに連れて行くなどしてくれた祖父に対して「何もしてやれなかったな」と
いう思いがこみ上げ、「同じように困っている方の役に立てるような仕事は?」
と考えたところ、ちょうど近隣の高校が「福祉生活科」を新しく作ったという事を知り、
その高校を卒業後、専門学校を経て今の福祉の道に繋がっています。
介護職員からケアマネジャーへ。現場とは違う立場や仕事内容に違いを感じています。
Q. 前職とケアマネジャーの仕事ではどのような共通点、又は違いがありますか?
*前職はデイサービスの介護職員として、現場に立って働き、時にはスタッフへの啓発・育成もする。など幅広い仕事をさせて頂いておりました。
ケアマネジャーという立場に立った今、感じることは。
① 利用者の生活全体を考えたマネジメント(家族支援も含めて)の大切さ。
② 提案力、説明力(コミュニケーション能力)などの重要性。
③ 社会資源などの情報力。
④ 様々なサービスを調整する大変さ。
などを感じています。
前職でも①や②の「利用者・家族のために」という思いや、「コミュニケーションの大切さ」などの重要性は変わらず、ケアマネジャーになった今でも大切にしています。
③・④に関しては、前職との違いを感じております。
在宅看取りの支援も行えるように、経験を積んでいきたい。
Q. 今後の目標は?
*今後の目標は、まずは自分に出来る事を精一杯やっていこうと思っています。
利用者や家族支援を大切にしながら、会社の為にも貢献できるようになりたいです。また、在宅看取りなどの経験を積んで、しっかり対応できるようになっていきたいです。
子育て世代でも働きやすいメディカルネットワーク。
Q. 入職を考えている方にメッセージをお願いします。
*「ケアマネジャーは大変。」というイメージを持たれている人が多いと思います。
確かに、利用者のニーズや家族の意向を汲み、様々な資源・サービスの調整など大変なこともあります。
しかし、ケアマネジャーの資格を取得したことがゴールではないと思います。
せっかく試験を合格された方や新しく入職される方には、思い切って新しいステージへ
一歩を踏み出して頂きたいです。
今まで見ていた世界とは、違うことも見えますし、いろいろな学びもあります。
ぜひ、一緒に様々な体験を通して、助け合いながらお仕事が出来たら。と思います。
メディカルネットワークは、勤務の調整がしやすく、とても働きやすい環境です。家庭の事情に合わせて勤務時間なども検討して頂けるので、子育て世代も働きやすいのではないでしょうか。